【Q&A】幼児英語は日本語習得の邪魔になる?

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I get many similar questions from Japanese parents asking me if children get confused when they learn both English and Japanese at the same time at their young ages like 0-9 yrs old. The answer is no. It all depends on what kind of language environment they are in and how cautious their parents are about the amount of time they spend on each language.

言語の習得には段階と順序があり、とても大切なポイントです。

段階を飛ばしたり、順番が違ってしまったりすると、英語が嫌になってしまったり、英語での本物のコミュニケーション力を育むことはできません。

「英語は勉強するもの」という感覚になってしまっているのは、順番や方法が本来のベストなものではないからという理由なので、とても勿体ないです。

TOEIC900点以上や英検1級を取得されたご両親や、海外生活を体験されたことのある英語が堪能なご両親でさえも、ご自身のお子様をバイリンガルに育てるときには悩みがたえず、英語コースのステップを実践してくださっています。

さて、単一民族国家の日本で私たちが他言語を習得するとき、または子どもに第二言語をプレゼントしてあげたいと考えたとき、親として、本当に様々な純粋な質問が出てきます。

例えば、

Q)英語と日本語両方はなせるようになるには、いつからスタートしたらいいの?

Q) 幼児教育や早期教育の重要さはよく耳にするけれど、英語を早くはじめすぎたら日本語が遅れることはない?

Q)英語と日本語のバランスはどれくらい?

Q)英語教室や英語教材など選択肢が沢山あるけれど、子どもや我が家にあった英語習得の方法は?

などは、イベントやセミナーでも、必ずいただくご質問です。

すべてに答えがありますが、今日は「グローバル育児®」の4つのキーワードの中でも「英語力」というキーワードにスポットライトをあて、ひとつの質問にお答えしたいと思います!

まずは、「自分のグローバルアイデンティティーという軸を確立する」という視点をもつことが大切で、英語力というのは、グローバルパーソンになるためのひとつのツールにしかすぎません!

そして、子どもにグローバル社会に幸せになってもらいたいと考える親なら誰でも、まずは大人が身につけなければならない知識や知恵があります。

今日はこちらのご質問にお答えします。

【Q. 幼児英語を早く始めたら、日本語に遅れがでませんか?】

A. よくいただくご質問のひとつです。

簡単な答えは、NO!(正しい知識や教養は大切です。)
多民族の国で暮らしていると、このような疑問は出てきません。

一般的な日本のご家庭では正しい知識を取り入れた上で、ダイナミックに英語をとりいれてみてくださいね!

逆に、日本全体で生の英語に触れられる時間をもっと生活の中に取り入れられるようなシステムをつくれると子どもの英語力もコミュニケーション力もUPするのです。

ただ、CDを流すだけ、洋画を見せるだけという英語力だけをUPするという意味ではありません。
人格形成(グローバルパーソンとしての)も大切です。

そのようなプロセスで日本で暮らしていると、日本語習得に支障はありません。

(国際結婚をされているご家庭など、英語を母国語として生活しているご家庭ではなく一般的な日本のご家庭を想定しています。

国際結婚をされている方や、バイリンガル・トライリンガルの環境にある方はご両親の母国語が3歳までは強くなります。幼稚園や学校に行き出すと、学校で使う言語が強くなりますので、その都度調整が必要になります。)

海外の番組や映画を視聴するときは吹き替えでなく字幕にするなど、英語教育を家庭でとりいれよう!と思ったら遠慮なくどんどんやってみてくださいね。

いくつか気をつける点があるので、それを意識すれば大丈夫です。

英語教育という言葉からはなかなかみえない本質は、英語は自然の生活の中で一番身に付いていくものだということです。

このような環境をご両親が作るときはどうしたらいいかということを「グローバル育児®」で、年齢やキャラクターによって、その家庭にベストなステップ(ロードマップ)を作ることができます。

また、ご両親二人とも日本人という場合もあれば、どちらかが他の言語を話す場合もあります。

あるいは海外に在住している場合の英語とのふれあいという意味での幼児英語という場合もあるかもしれませんね。

英語をどんどん家庭でとりいれて、日本語に遅れがでないのは、日本語を日常で英語以上に話す習慣がある場合です。

ということは、日本での通常の生活の場合は、英語の会話のほうが日本語よりも多くなってしまったということは、ほとんどないと思ますのでご心配されず大胆に、生活に英語や海外の文化をとりいれてみましょう!

日本人としてのアイデンティティーを育む方法や、自らの頭で思考しながら英語で表現できる子に育てるためには、
グローバル育児®︎の英語のきキーワードを理解してから
英語を取り入れ、将来後悔をしないためにもぜひご活用くださいね!

Love
Sayuri


ゼロからバイリンガルまでに必要な環境、気をつけること、英語を取り入れるときに重要な考え方などは、グローバル育児®ベーシックコーススタンダード通信コース、Junior英語コース英語教育プロフェッショナルコースなどで配信しています。年間数百万円相当のインターナショナルスクールや留学と比較しても、リスクや精神的・時間的・経済的な負担を圧倒的に削減することができます。