7世代先を考えよう!Think about 7th generation ahead~Obama’s visit to Hiroshima

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〜写真の言葉〜

私たちは、地球を先祖から受け継いだのではなく

子供達から借りているのです。〜

これは、ネイティブ・アメリカンの教え。

 

「ネイティブ・アメリカンの教え」

批判ばかり受けて育った子は、非難ばかりします

敵意に満ちた中で育った子は、誰とでも戦います

ひやかしを受けて育った子は、はにかみやになります…

ねたみを受けて育った子は、いつも悪いことをしているような気を持ちます

心が寛大な中で育った子は、がまん強くなります

励ましを受けて育った子は、自信を持ちます

ほめられる中で育った子は、いつも感謝することを知ります

公明正大な中で育った子は、正義感を持ちます

思いやりのある中で育った子は、信頼を持ちます

人にほめられる中で育った子は、自分を大切にします

仲間の愛の中で育った子は、世界に愛を見つけます

信じることが価値を生む

価値は考えを生む

考えは心の反応を生む

心の反応は態度を生む

態度は行動を生む

あなたが生まれたとき周りの人は笑ってあなたが泣いたでしょう

だからあなたが死ぬときは

あなたが笑って周りの人が泣くような人生を送りなさい

過ちを見てそれを正そうとしなければ過ちを犯したものと同罪だ

地球にあるものはみな目的を持ち

いかなる病にもそれを治す薬草があって

すべての人には果たすべき使命がある

大地とその上に住むものすべてを敬意をもって扱いなさい

偉大なる精霊(精神)を保存しつづけなさい

あなたの仲間に大いなる敬意を示しなさい

すべての人々(人類)のために手を携えて働きなさい

必要とされたなら場所を問わず援助と親切を与えなさい

自分が正しいとわかっていることを実行しなさい

心と体をいい状態に保つために気をつけなさい

あなたの努力の一部を善行に捧げなさい

いつも真実をみつめ、正直でいなさい

自分の行動について全責任を負いなさい

どんなことも7世代先まで考えて決めねばならない

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オバマ大統領がG7サミットで来日しています。

伊勢志摩サミットに取材にいった方より

赤福のお土産をいただきました。
夕方の広島訪問、現職米大統領として

初の訪問となるため

どんな訪問となるのか

どんな言及がなされるのか

世界が注目しています。
教育を追及したときに

辿り着くとこは

一人一人が次世代だけだなく

後世に何を残したいか真剣に考えること。
そして、なぜ今の奇跡の日本が

存在しているのかを考えたときに

辿り着くところはやはり第二次世界大戦。
まだ解決していないことを

私達世代が真剣に考え、

一生懸命学び直し、

どうすればよかったのかを分析しなおし、

子供たちに伝え、

なるべく負担の少ない形で地球を渡さなくてはなりません。

 

日本の世界における立ち位置を考えなおさなくてはなりません。

深く、深く、深く、そして深く・・・
足りないのは熟慮と思いやり。

多様な価値観の集まる地球という

ひとつの星に

平和が訪れることを願ってやみません。

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私が母方の祖母のご先祖さま

私から丁度7世代前、

つまり、息子たちから8世代までに受け継いだものが

この山です。

 

それを知ったのは1年半前。

この山には、小学生の頃から

毎年、何度も訪れていました。

今でも、木の切り株に祖母が腰をかけて、大きな声で笑っているのが聞こえてきます。

 

いとこたちみんなで毎年たけのこを掘り、

祖母が湯がいて、煮物やてんぷらにしてくれました。

 

同じ時期に、膨大なお茶の木からお茶摘み。

それを炒って、一年この山の恵みであるお茶をいただきます。

忘れられない思い出。

 

今年も、福岡のこの山の近くに両親がハーブ農園を営んでいるため

たけのこを掘って、送ってくれました。

 

酢飯にしていだいたのですが

スーパーのたけのこを食べられないくらい美味しいです。

 

この山が、7世代前から受け継がれていたこと証明となるものも

みせてもらい、7世代前の方のお名前まで知る事ができました。

祖母と同じ名字の男性でした。

 

7世代、いえ、8世代先までこの山の恵み、

自然を残してくれた。

きっと、そこまで考えていなかったとは思うのですが

7世代先まで、自分の生き様が残ると考えたら

ひとつひとつの行動により責任をもたなくてはならないと身が引き締まります。

 

自然をこのまま残せるのだろうか。

日本のこの美しい豊富な水を残せるのだろうか。

モラルを伝承できるのだろうか。

安心安全な食べ物を守りきれるだろうか。

 

外国人観光客が増える中、

オリンピックを控えている中、

きちんと世界に日本が世界にとってプラスになれる存在だというメッセージを伝え

恥ずかしくないおもてなしをすることができるのだろうか。

日本をどんな国にしていこうと、一人一人が考えられる教育になっているだろうか。

 

私はオーストラリアを30年間行き来し、

今でも毎日のように海外の友人から率直な意見を交わしています。

日本でも、このようなことをもっと

日常レベルで議論できるような社会にしたいし

一緒に考えられる社会になったらいいなと感じます。

 

一人だと足りないと感じることも、できることをやり続けていくことが大切。

そんな思いで活動をまた続けていきたいと思っています。

子供達、そして、またその子供の子供の子供達が幸せに暮らせるように・・・

 

Love and peace,
Sayuri