朝晩の冷え込みがこたえるようになってきましたね!私は毎年マヌカハニーと、ジンジャー、ティートリーなどの精油、食事も梅や発酵食品を積極的にとりいれてのりきっています。皆さんもお風邪などひいていませんか?
本日は東京・神奈川・福岡・佐賀・鹿児島・青森・インドをつないでのオフィシャルラーニングルームを開催前のBlog「アイデンティティークライシス」についての息子との会話がテーマです。夜は、Junior International Courseです!
子供が、英語と日本語や2つの文化の中で自信を失い、自分が何者かがわからなり、アイデンティティークライシスに陥ることがあります。英語目的でインターに通ったり、留学をしたり、親の海外赴任などで数ヶ国語話せるようになったりしたあと、自分とは何者?と生き方を見失ってしまうことがあります。
様々なパターンがありますが、早い段階で気づき、何がおこっているのか親が気づくことでその後の方向性を導きなおすことができます。(できれば、そうなる前に親が学んでおくことが重要。放置すればするほど、後に致命的な状態になってしまう可能性もあるからです。実際にご相談も増えています。)子供だけで解決することは難しいので、周囲の理解とサポートが必要です。大学生や社会人になってアイデンティティークライシスになった場合は、シリアスな例もあります。
(英語教育プロフェッショナルコースで詳しくご紹介しています。)
スタンダード通信コースでは、リスクが高い中、12歳で単独留学を決断した理由をご紹介しました。どのように工夫をして、5ヶ月で英語で授業を受け、プレゼンする英語レベルまで身につけ、100%英語の毎日の中で全く物怖じせず、生き生きするようになったのかも、「慎重に」事実をシェアしました。
「バイリンガルキッズになるまでのステップ」というテーマだったので、「言語」の存在を簡単に捕らえられてしまわないか、懸念しながらの発信となりましたが、「とても重要なメッセージが込められていて、何度もレターを読み直しました!」という声もいただきました。
あと一歩、Baby期(0-3歳)からJunior (10-12歳&13-15歳)の13歳くらいまでがとても重要なので、ヴィジョンとして思い描いていただけるように、そして備忘録としてメッセージとして残していきたいと思っています。
13歳以降はアイデンティティー教育でも青年期というステージになります。この時期は、「言語を学ぶ」というステージから、「言語”で”何を考え、何を学ぶのか」にシフトをできていると、それ以降じっくり自分と向き合う時間をつくることができるから、それ前までに英語力の土台をつくことが重要です。
さて、20年仕事であるアイデンティティー確立の上、本物のバイリンガル教育!長い!本当に長い道のりのように感じますが、長男は13歳!振り返ってみると、13年間なんてあっという間です。
そして、やったことしか返ってこない。やったことはかえってくる!苦労や努力の量と深さ分だけ、大分遅れて何十倍にもなってとっても素敵なプレゼントがかえってくる(涙)足し算ではなく、掛け算でかえってきます!
次男ノアは10歳。4技能のうち、聞く・読む・書くの土台が整ったため、Speakingのバランスを今は日本で強化しているところです。英語でヴィデオを観て、プレゼンを想定して感想を、段落をつけて書くということをしています。同時に、日本語にはない、論理的な思考を身につけることができるようにしています。
そんなノアと、アイデンティティークライシスについて、会話しました。
Me: アイデンティティーってわかる?
Noah: 知らない。
Me: 今日、ノアくらいの年齢で日本からオーストラリアに引っ越しをして、大学生になって自分が何人なのかわからなくなって、苦しんだ人と話しをしたんだけどね。今、ノアがオーストラリアに留学したらどうなる?
Noah: オージーになっちゃう。日本語が下手になる。英語は上手になるね。
Me: ルイ(中1兄)が今帰国して、もし日本の中学に戻ったら、どんな気持ちになる?すぐに馴染めそう?
Noah: だめ!大変!全然違う暮らしだから、慣れるのに時間がかかるし、戻れるかな。
Me: ルイは、自分を何人だと思っていると思う?
Noah: 日本人。
Me: そうだよね。ルイは自分の国のことを英語で説明できると思う?
Noah: そうか。日本人だけど、英語も話せる。英語で日本のこと説明できる。
Me: 自分が日本人か、オーストラリア人か、迷って苦しむことはありそう?
Noah: もうないとは思う。
Me: じゃあ、もし、もっと遅い時期にいってたらどうなってたと思う?
Noah: 英語があんまり上手にはなれないかな。
Me: 自然な言葉として、考えたことをすぐに英語で表現ができなかったり、違う生活に慣れるのに時間がかかったりするよね。そして、ルイ、ここからずーっと長くオーストラリアに大人になるまで過ごすと、どうなるかな?
Noah: 帰ってこれなくなると思う。わかった。ぼく、一番はじめにオーストラリアにいったとき、オーストラリアの学校でも、どうしていいかわからなくて変な気持ちになっちゃったし、日本に帰ってきたときも、頭の中がオーストラリアになってたから、日本の学校でも変な気持ちになった。でも、毎年行ってると、慣れてきた!
YES!!!
ノアが、アイデンティティーに悩む「クライシス」について、毎年の体験から理解したようです!
これだけ気をつけていても、乗り越えなくてはいけない課題がやってくることがあります。
スタンダード通信コースでは、我が家の12歳のリアルストーリーもこっそりシェアしています。
0歳から18歳までに大切にしたいポイントや、多くの保護者の方々が気づいていないリスクを回避した極上のロードマップの描き方は「英語教育プロフェッショナルコース」にまとめます。知っているのと知らないのでは、18歳の選択肢に大きな差が出ます。
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Sayuri