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59回目の今回のエピソードは
【新:防災対策リスト】3.11から10年!新しい視点で「防災」を考える
〜How to nurture “Critical Thinking” and “Resilience” for Disaster Prevention at home after 10 years from 2011 Tohoku earthquake?
というテーマでお送りしていきます。
今回のテーマは「10の力」のうち
10個目の「限界を超える」(レジリエンスやグリッド)などの力に加えて
4つ目の「クリティカルシンキング」という力にも関係しています。
海外に住んでいた時には、リスクマネジメントを体で学びました。
日本の常識では想像もできないような経験をし
10代では、日本に帰国中に、オーストラリアでタイ人の女の子たちとシェアしていた自宅に
泥棒に入られたこともありました。
交渉力不足でお金を払ったのに、サービスを受けられなかった
(10代にしては大きな額だった10万円くらいを失った)などという経験もしました。
社会人になってからは、さらにリスクのサイズは大きくなります。
(もちろんチャンスのサイズも!)
親子で世界を旅していると
リスクをどのように回避するかという点では、
息子たちの方が柔軟に考えられるようになった気がします。
そして、オーストラリアのホテルに長期滞在中に
ホテルの非常警報ベルがなったことがありましたが、
落ち着いて、自分のバッグを持って、英語のアナウンスを聴きながら
非常階段を降りていったのが長男でした。
International Woman’s Day
国際女性デーに、ローカルなアクションからスタート
Think globally act locallyという言葉がありますが
災害などのリスクマネジメントこそ、世界でも災害が多い国日本で
まずは、地元でしっかりと想像力を働かせて防災と向き合いながら
クリティカルシンキングを鍛えることがグローバルに生きる力にも繋がります。
3.11から10年というこの節目に、社会状況も変化した今、
どのように新しい視点で防災と向き合って行けばいいか、
今回のエピソードでは専門家をゲストにお迎えして一緒に考えていきましょう!
家族の視点で防災を考える
をモットーに行政や企業と連携しながら活動されていらっしゃいます。
理事NPO 法人ママプラグ防災事業副代表の宮丸みゆきさんをお迎えして
東日本大震災から2021年3月11日でちょうど10年が経つ今年、
どのような新しい視点で、家庭で防災について考えていけばいいか、お話を伺いたいと思います。
Q1) 10年前の3.11、私の子供は3歳、5歳で、湘南に引っ越してきたばかりで、右も左もわからず、大変怖い思いをしました。10年たった今、子供の年齢も違いますし、社会状況も違います。
新しい視点で防災と向き合うことが必要だとは思いますが、どのような視点で考えたらいいでしょうか。
A)みゆきさんのご回答リスト(詳細は、番組でお聴きいただけます。)
・災害の多様化
・気象災害は毎年起こっている
・複合災害の可能性に備える(コロナ+など)
・3.11以上の準備必須
Q2)私個人の体験を思い出して、当時考えなくてはならなかったことを改めて書き留めてみました。
今は、子供の年齢も、住んでいる環境も変わったため、対策も変わってきます。
家族単位で、どのようなことを事前に準備すればいいですか?
〜Sayuri自身が湘南で3.11を体験した時に、困ったこと〜
✔️東北の津波の映像を見て、避難の場所に迷った
✔️サイレンが鳴り響く中、落ち着いて正しい情報収集をすること
✔️計画停電・断水・余震が続く中、生活必需品が売り切れ(電池・ロウソクが買えなかった)
✔️小さな子供達を連れての食料買い出しが大変(お米がなくなった)
✔️子供達のメンタルケア
(津波の映像などは最低限にし、音楽や絵本などで楽しく会話するための自分自身の平常心)
✔️自分自身はアロマ・音楽・温かい飲み物で、エネルギーを蓄える
A2)みゆきさんの回答リスト
・それぞれの災害をイメージして、家族で話し合っておく
・家族の安否がわからない時間を短くするために、連絡をとる方法を決めておこう
(SNS?171?)
・明かりがないことで不安になる人が多いため、「ランタン」「ライト」を多めに準備
・スマホなどのバッテリーを、普段から常に持ち歩こう
・年齢に合わせて、子供の成長に合わせて対策
・買い出しは、「ローリングストック」
・子供のメンタルケア
(親のメンタルが子供に伝わる、災害ごっこは見守る、しっかりしている子こそケアしてあげよう)
Q3)防災バッグを探したこともありましたが、不要なものや、追加したいものがあることに気づきました。
防災グッズ(避難バッグ)リストの選び方は?
A3)
・家族単位で、オリジナルな対策(10家族十色)
・年齢・体調・子供の成長・好みは人家族それぞれ
・本当に必要なものは何かを考える
・現実的に避難生活が続いた時に、何が必要か
・普段通りに生活するための準備
・不便なところに旅行に持っていくものをイメージしてみる
Q4)楽しく防災を準備!とはどうしたらいい?
A4)
・怖がらせない
・難しく考えない
・我慢しなきゃと思わない
・普段から防災のことを考えて過ごす
・楽しくできることを、繰り返しやって身につけていく
・子供は本来楽しく挑戦することは好き
・アウトドア・防災ピクニック・お庭防災などに絡めて楽しく繰り返す
・子供が自分で考えて行動できるように
・防災グッズとの、楽しい思い出を作っておく(非常時に前向きな気持ちにするために)
Q5)紹介したい書籍やリスナーの皆さんにメッセージがありますか?
A5) 「子連れ防災BOOK」ママ・プラグ著(2019) や団体のHPやSNSもチェックしていただけると嬉しいです!!
Thank you so much, Miyuki-san!!!
プロフェッショナルな視点から、Mama Plugの宮丸みゆきさんに、大変ためになる心強いお話をいただきました。
ありがとうございました!
Podcast番組から音声で、フルストーリーもぜひ、ご確認ください😉
10年前に、非常時にサユリセンス の情報を頼りにしてくださった方もいらっしゃいましたが、期間限定で、この10年で新しくなったサユリセンス「グローバル育児®️」視点からの防災準備リスト(ブランド名付)と、日頃の生活の中での準備チェックリストのpdf (全p5)も無料DLいただけます。
NPO法人ママプラグさんの情報と合わせて、参考にしていただけると幸いです。
引き続き、非常時には、ニュースレターでもオリジナルな視点で大切なポイントを最新情報をお届けしていきたいなと感じました。
今日のエピソードから、あなたはどんなアクションを起こしますか?
Please be proactive and creative to protect yourself and your family!
Love
Sayuri xxx