【English 円滑なビジネスコミュニケーションの秘訣】ゲスト:Javaで世界を変えた女性Ms Kim Poleseさん Part 2〜Podcast 62 How to communicate well to achieve a team vision?

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Hi everyone! I’m thrilled to introduce this beautiful guest Ms Kim Polese from Silicon Valley again!! The interview part 2 includes the questions such as “how to communicate with your business team to achieve a vision?”, “As a female entrepreneur, what do you keep in mind so you can have a good relationship with your business partners? ” and “what’s the key to scale business?” Hope you enjoy my English interviews on Podcast as audio. Thank you so much for sharing your wisdom with us Ms Kim Polese!!!

62回目の今回のエピソードでも61回目に引き続き、1995年にSun Microsystemsという会社により初めてリリースされたプログラミング言語、およびコンピューティング・プラットフォーム「JAVA」を世界に送り出し、「世界でもっとも影響力のあるアメリカ人25人」 に選出されたこともある女性 

Kim Poleseさんをシリコンバレーから ゲストにお迎えしてお送りしていきます 

前回のエピソードを受けて、たくさんの方から、
「素敵な女性ですね」
「ビジネスや生き方の器の大きさ、規模感に刺激を受けました」
というご感想や、「英語と日本語のバランスのリクエスト」など
メッセージをいただきました。
皆さん、ありがとうございます! 

前回のエピソードでは、Javaで世界が一変した瞬間をシェアしていただき、ワクワクしました!

今回のエピソードでは

Q4 ヴィジョンを達成するためにどのようにチームを作っているか
どのように、そのチームとコミュニケーションをとっていらっしゃるのか。

Q5 女性起業家としてのコミュニケーションの秘訣

Q6 そして、ビジネス拡大の秘訣

を伺いました。 

何かにチャレンジをしている女性や、起業家の皆さんのパワーとなるエピソードとしてお楽しみいただけると嬉しいです。 

また、皆さんの周囲に何か頑張っている方がいらっしゃったら、この世界観をぜひシェアしていただて、日本の未来を一緒に作っていけると嬉しいです!  

Q4 ビジネスのチームの中で、同じヴィジョンを共有して、達成するために重要なことはなんでしょうか?Kimさんがチームとコミュニケーションするときに意識していることを教えてください。

What is your communication style with your business team to achieve the same vision?

A4 Kimさん「素晴らしい質問ですね
いくつか意識していることがあります。まずはチームを作る時に、様々なスキルや違った経験を持ち合わせた人材を集めることです。例えば、Javaチームのことを思い出すと、ソフトエンジニアにハードエンジニアにアーティストといったように、多様なスキルの専門家が集結することで、想像力を働かせることができて、クリエイティブなアイディアが出てきたと思います。それがまず、大切な要素の一つです。 

私の哲学聞いていただいたのでお答えすると、個人の能力を最大限に表現して発揮できるようにすれば、主体性を持って行動できたり、アイディアを形にしたり、不平をいうことなく自ら問題解決に立ち向かうことができます。そのようになれば、意見を出し合い、共通のヴィジョンに向かって、行動し、協力し合うチームができます。 

導きながらもリスペクトし、チームメンバーとして歓迎しながらも決断していくといういったような要素のコンビネーションを意識しています。 」

とおっしゃっていました。

リーダーは揃って、このようなダイバーシティーコミュニケーション4や5のステージを目指しているはずですが、実際は簡単なことではないことを私(Sayuri)も様々な経営者の交流の中で感じていましたので

「それは実際は簡単なことではないですいよね」 

という風に伺ったところ ・・・

Kimさん「そうですね!全てのチームメンバーが、尊重されている、意見を聞いてもらえると感じ、自分は、チームが目指しているミッションにとても大切で価値がある仕事をしているんだじてもらえたら、みんなエネルギーを精一杯注ぐことができます。 」

とおっしゃっていました。

このPodcastのテーマとして、そして「一人ひとりのアイデンティティーを尊重した働き方で世界をよりよくする(“Who you are” makes the world a better place)」というサユリセンス でも目指していることそのままをすでに実践され、チームや会社を率いて、人を輝かせて、生かして、そして、成果を出し、地球をより良い場所にしていこうとされているコミュニケーションの方法、参考になることがたくさんありますね! 

Q5 女性起業家として、ビジネスパートナーと良いコミュニケーションをとるために、何か意識していることはありますか?

特に、Time誌の「最も影響力があるアメリカ人25人」にKimさんは選ばれたわけですが、女性として意識していることがあれば教えてください。

As a female entrepreneur, what do you keep in mind so you can have a good relationship with your business partners?

A5 Javaリリース後に立ち上げた会社では、世界で最も能力のあるエンジニアの3人の同僚から、「あなたがCEOになるんだよ」とKimさんが抜擢されたそうです。お互いが素晴らしいスキルを持っていて、どんなことをチームにもたらす事ができるかをお互いが尊重していたので、私たちみんなが100%平等という関係性で、株や利益も全て平等にわけあってリスペクトし合っていました。また、それぞれが平等に意見を発言して、表現することができました。 

しっかりとお互いの聴くことができる環境というのは、本当に大切なことです 

聞いてもらえているんだとお互いが感じることで、問題解決して前進する事ができます 

時には、急いで自分の意見を主張したくなることもあるかもしれませんが、自ら聴く姿勢を持つことで、チームで前進する事ができるのです 

あとは、女性でやってしまいがちなことですが、「簡単に謝りすぎない事」です 

とKimさんがおっしゃったので、 

「日本人の私たちは、”すみません”といつも謝っていますよ〜」と笑ってしまったのですが、Kimさんは優しく「興味深いですね〜」と言いながらも、このように説明してくださいました。 

「相手を尊重すること」は大切ですが、ビジネスやテクノロジーの世界では、謝りすぎるとインパクトを起こす事ができないので、謝る必要などないのですよ。それは、傲慢とは違うんです。

あなたが伝えようとしていることは、きちんとした根拠があることなので、聞いてもらうに値することだということなんです大人になると、表現を控えたり、慎重になってしまったりということもあるかもしれませんが、リーダーとしてインパクトを起こす時には邪魔になってしまいます。」

とおっしゃっていました 

Kimさんにとっての”apologize”という単語の意味は、日本語の「すみません」という意味ではなく、自分の意見に自信を持つというあり方なのだなと感じました。(日本語では、素直に誤った方が、物事が円滑に進む場合も多々あるからです。)

私自身、日本で仕事をするときと、海外のビジネスパートナーと英語で仕事をするときとではコミュニケーション方法を変える事があります。ぜひ、皆さんのシチュエーションに合わせながら、参考にしていただけると嬉しいです。 

Kimさんは、とてもエレガントで品格溢れる方で、トップダウンのリーダーシップ方法ではない中でも、チームを率いしっかり素晴らしい成果を出していらっしゃるので 

「エレガンスと強さのバランス」をとる秘訣も伺う予定でしたが、これこそが、Kimさんのお答えだなと感じました。 

バレエやダンス、そしてジャズといった音楽から、そういったバランス感覚を学ばれたのか伺ってみたところ

「ダンスで自信を育む事ができたので、その影響は大きいかもしれません。とても興味深いです。」

と、ビジネス以外の経験からの影響も頷いていらっしゃいました。 

Innovation Hub イノベーションハブ @Silicon Valley

Q6 ビジネスのアイディアや思いや使命感が溢れる女性が沢山いる中で、ビジネス拡大にハードルを感じている方も多いです。ビジネス拡大のヒントはありますか? 

What is the key to scale business?

A6 Kimさん「まず1つ目のポイントは、自分のコミュニティーやコラボレーションできるパートナーと関係性を築いていく事です。シリコンバレーでは、そのような仕組みが機能していて、テクノロジーやイノベーションのハブがあります。(参考:写真@Silicon Valley)

初めて会社を起こした時のことを思い出しますが、会社の運営や、チームの作り方など、ヴィジョンに向かって、目の前のこの問題をどのように解決したらいいか、意見を聞かせてほしいなと誰かに声をかけていました。

そして、後日、私も、その方をなんらかの形でサポートできたり、貢献したりとおかえしをする事ができるのです。フィードバックをもらう勇気を持つ事が大切です。そういった素晴らしい関係性があるネットワークで、長期的に助け合う双方向のビジネスパートナーとの良い関係性を築いていました。 

 そのように、シリコンバレーの偉大な企業は築かれているのです。小さなシリコンバレーのコミュニティーでは、そのようにして、一度会社が設立されて、また同じメンバーで新しい違う会社を立ち上げたりという事が起こっています。それが一つ目のポイントです。 

もう一つのポイントは、長期的なヴィジョンは持ちながら、短期的にはスピーディーに行動して、調整していく事です。何かのビジネスプランを思いついたら、なるべく早くフィードバックを得て、素早く調整していく事です。 

自分自身のアイディアに恋してしまうと、自分自身のアイディアの中で身動きが取れなくなってしまう事があります 

長期的なヴィジョンは固定しながら、目の前の短期的な行動では、たくさんの意見をもらって、実験をして、素早く調整していくことを、私が教えているUCバークレーの大学の起業家の講義でも生徒の皆さんと実践しているんです。 」

というお答えでした! 

これは、私自身の経験と、ビジネスを今サユリセンス で学んでくださっている方で、成果を出している方々のエピソードからも、とっても納得できるお答えでした。

日本でもこのようなネットワークやハブを増やしていくことは、これからもっと必要になってくるなと感じます。競い合うのではなくて、起業家が孤立しない環境、お互いが支え合える環境で、日本も未来を変えることができると改めて感じます。 

さあ、次回のエピソードでは、これからを生きる次世代は、どのような教育が必要なのか、 

そして、Kimさんがこれから目指したいこと、そして、テクノロジー私たちの未来にプラスの影響をもたらすことができるのかなどを伺っています。 

お楽しみに! 

 Q)今回のエピソードから、あなたはどんな気づきがありましたか 

Lots of love
Sayuri

カフェから新しいビジネスが誕生!?