Sayurisense Inc. ran our original Australian School Tour 2017 in Aug this year again. This was our 4th time inviting Japanese Parents, educators and children to Australia. After this intensive tour, all the parents and children normally change their mind-set and make a huge impact in their lives! Let’s keep on DREAMing for our children and even for ourselves!
留学中の息子の進路リサーチと、コンサル、トレー二ング、コース受講者サポート、そして会社の運営上のネットワーク、お問い合わせ、新プログラム開発などで帰国後もバタバタしていますが、やっと記事にいたします。お待たせいたしました。
4回目のオーストラリアスクールツアー2017を今年も8月に無事に開催することができました。
ご参加された方は、日本とオーストラリアの違いに毎年圧倒されますが
企画の難易度がとても高くなってきています。
日本の親子、教育者向けに、このような濃厚なプログラムを短期間で開催できるのは
毎年奇跡のようなことだと感じています。
今年も私が2ヶ月の滞在中に開催できたこと自体、大変ラッキーで感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。
プログラムの順番は違いますが訪れた場所、教育の違いなどのエピソードをご紹介していきますね!
【私立学校のキャリア教育】
Career education at private schools
上の写真は、広大なキャンパスをもつ小中高一貫の私立現地校のキャリアコンサルタントとの時間。
左から二番目の男性が、数百名の高校生に1対1でキャリアから絞り込んだ進路のコンサルを行っています。
生徒専属のキャリアコンサルティングは、学費に含まれています。
私も、生徒が実際に受けているテストを受けてみないとお誘いいただき、どのようにしてキャリアコンサルを行っているか、かなりの数の質問に英語で答える形式で受けてみました。
キャラクターとスキルの両面からアプローチしていく過程は
サユリセンスのアイデンティティービジネスブランディングま®︎の内容とも共通点が多く、さらに自分の診断結果をみて笑いが出てしまいました。
(ビズブラは、ここに価値観と使命がベースにはいるため、自分と相手のWell-being幸せ度を最優先したヴィジョンがでてきます。)
私はEXPRESSIVE Characterというタイプでした🎤
シンガー、ラジオアナウンサー、TVジャーナリスト、映画俳優、English Teacherっといったような、今まですでに体験した職業や興味があった職業向いているという結果がでてきました。
大変興味深いですね!
【日本の教育のメリットとデメリット】
advantage and disadvantage about Japanese education
日本と欧米の教育の方法と、人生やキャリアの考え方は大分違います。両方の長所をとりいれ、日本の短所をカバーしながら、日本の子供たちの教育を行っていくことが、今の時代を生きる私たち大人に求められているスキルです。
それは、どのようなメソッドや教育機関を通しても共通のことです。
日本は平均点の高い勉学はできますし、トップクラスの高校生はアカデミック面でもマナー面でも
世界一です。ただ、個々の特徴やそれぞれの子供に必要な環境や、リードしてくれるプロと出会うためには親の本気度も問われます。
何かに突き抜ける、超一流のスペシャリストを育てる環境がなく、それが求めらえるこれからの社会に、親が対応していかなくてはなりません。要は、ジェネラリスト+スペシャリストという両方の要素が求められている新しい時代だからです。
【公立の学校】
Public schools
上は、行政の教育省のマネジメントをしている女性です。公私ともに数年間サポートしていただいています。また、私の友人も、公立の学校をまとめる教育省で働いているため、公立の魅了も教えてもらっています。
オーストラリアは公と私立で確かに設備などの差はありますし、エリアによって公立のレベルの差はありますが、世界から留学生を受け入れている公立はレベルが高いです。
第二言語を話す生徒へのサポートに特化している学校で成果を出している学校は、名前があがってきますので、その公立高校は個人的にも数校見学にいきました。
実際に公立高校へ留学生として通うとすると、学費だけで年間150万ほどかかります。私立の200万〜300万と比較し、確かにリーズナブルですが、何を目的にいくのかを明確にしてから選ぶことが成功の秘訣となります。
(学費に加えて、ホームステイや生活費平均が200万円/年かかります。トータルで年間500万くらいの予算が必要です。また、航空費や保険代、初期費用など、余裕を持って準備しておくと安心です。)
公立の情報をツアーでは教えていただきましたが、毎年どの学校も特色がでてきていて、目的が明確であれば公立の学校で素晴らしい環境と機会を享受することができると感じます。
【留学成功の鍵】
success tips for study abroad
どちらにしても、短期間留学なのか語学留学なのか、大学までの進路を作るための留学なのか、ある専門分野のスキルを磨くためなのか、キャリアやスペシャリスト(スポーツ・アカデミック・アート)へつなげるパスなのか、ヴィジョンにつながる明確な目的をもつことが留学成功の鍵です。
【参照ブログ】レポート:中1オーストラリア単独留学②留学の失敗と成功の分かれ目
さあ、オーストラリアは広大です。
移動だけでも公共の交通機関がなかったり、電車は遅れてきたりしますので
凝縮したツアープログラムに最適なルートを安心安全に担当のドライバーさんに
走ってもらうよう、プログラムが決定してから念入りに打ち合わせを重ねます。
また、街の規模がダイナミックなため、毎年これだけの情報量と新しい体験をされると
1〜2日目で「街の雰囲気に圧倒されています〜」
「英語で頭がいっぱいになってきました〜」
「360度、リアルで体験するって、こんなにも刺激が違うんですね」
などという声があがってきます。
幼稚園、小中高校を2校、QLD州政府の教育機関、クィーンズランド州立大学訪問
キャリア・教育・心理学・日本とオーストラリアの教育事情に詳しい女性など専門家のお話などを
楽しく、効率よく学んで体験できるよう
こんな景色をみたり、公園でいっぱい体を動かしたり・・・
買い物をはさんだり、海で遊んだり・・・
海をみながら、Fish & Chipsを食べて、体を心を休めリラックスしたり・・・
と、親子のご体調をみながら、臨機応変に合間にリフレッシュタイムを!
【ポジティブ心理学ワークショップ】
POSITIVE PSYCHOLOGY WORKSHOP
今年、はじめてプログラムにとりれた「ポジティブ心理学」のワークショップ。
子供たちも、COLORING(塗り絵)をしたり、「マインドフルネス」を体験したり、ポジティブ心理学をどのように学校でとりいれているかお話を聞いたり、貴重な体験をすることができました。
ワークショップでは、「COMPASSION」(思いやり・共感・優しさ)というワードを切り口に、人の特徴や性格のことをどのように先生たちご自身も学んでいるかのお話を伺いました。
学校の一部にあるこのハートに、それぞれの思いの言葉を書いたハートのキーを飾り、みんなで思い出を学校にそっと残してきました。
【お食事】
さあ、気になるのはお食事ですよね!
サユリセンスのツアーがスペシャルな理由のひとつは、自立を促すために、世界にでたときに情報収集ができるように、そひて自力で動けるようにするため、グループ行動と主体的に行動できるような両方の時間をプロデュースしています。
「キッチン付きのホテルで子供たちと目玉焼きを焼いて食べるだけで幸せでした🍳」
「洗濯ができたことが本当に便利で
日常の一部と同じで、なんだか緊張がとけてホッとしました」
という感想もいただきました。 留学や移住には、トランジッションの期間がとても大切です。慣れない文化や言語で新しい生活をスタートすることは、想像以上にエネルギーを要することなのです。サユリセンスでは、私自身やバイリンガルの友人たちが過去に苦労したことが理解できるからこそ、メンタルヘルスを健全に保ちながら、少しずつ、異国の地で自立できるように促します。
ツアーでは、親子のために安心安全で清潔なホテルをピックアップ!
子連れのツアーは疲れますので、2ベッドルームの広い空間で夕方ツアーが終わった後もゆっくり過ごしていただけるようにしました。ツアー後、夕方はスーパーでお買い物して、綺麗な景色が見えるお部屋からキッチンを使ってお料理をする機会もあります。もちろん、take-away(テイクアウト)でもOK!移動や新しい刺激で疲れた体を癒すことができます。
このように、夕食をご自身で選択できる日と、サユリセンスがプロデュースしている日と両方バランスよく楽しんでいただくことができます。
オーストラリアのお食事は、この20年間でどんどん美味しくなっていると感じます!
ただ、メルボルンと比べると、ブリスベンはしっかり選ばなくてはなりません。
美味しいコーヒー、美味しいタイ料理、美味しいベトナム料理、美味しいイタリアンなどと20年間続いているお店は、やはり自信もってお連れできるお店です。
ラストデイはサユリセンスからDinnerをプレゼント💝
お子様も大人も一緒に楽しめる場所でみんなでゆっくり過ごすことができました🥂
みなさんから、「美味しい〜💛」と声があがったのはメキシカンクレープ❤️スイーツタイプのクレープやパンケーキと、お食事や夕食にも満足度の高いクレープがあり、親子で楽しめる空間はありがたいです。Brisbaneで24時間営業している大人気のパンケーキのお店は、アサイメント(課題)が夜遅く終わってお腹すいた時に学生の頃にも通っていました。懐かしい味を皆さんに喜んでいただけて嬉しい!
Currumbin Wildlife Sanctuaryで、コアラを抱っこして写真撮影をしたり、カンガルーに近づいて触れ合うことができたり、オーストラリアならではの動物たちとも交流することができました。
フライト直後に訪問したのでお疲れの様子でしたが、MCのこの男性からステージに上がってほしいと頼まれ企画者の私よりは皆さんに体験していただきたいとご提案すると、
さすが!疲れているとは思えないほど、「やります〜!」と即座に手をあげて初日から、ステージに上がってくれたSさん(笑)
彼にお礼をいうと、 ” I MADE HER DAY!!!!”と嬉しそうでした。
【個を大切にする教育
VS 協調性を育む教育】
2日目、幼稚園にも訪れましたが、素晴らしかったです。
様々な幼稚園を訪問したことがありますが、衛生面・仕組み・サポートなど、とても充実していました。あかちゃんのときから、「個」として人生が始まるオーストラリアの教育です。
そして、下は、私立の小中高校一貫校。幼稚園からプログラミングの授業がはじまることや、
キャンパスの広大さや、机を並べて、先生をみてする授業スタイルではなく
プロジェクタのようなスクリーンやPCを使った授業であること。
また、クラスの色使いやデコレーション。
ディスカッションがメインのグループワークであること。
などに、みなさん驚いていたようです。
【プロジェクトベース】
大切なのは、フィンランドや北欧、また日本ではインターナショナルスクールでは
日常的に見られる風景ですが
「プロジェクトベース」の授業スタイルにオーストラリアもシフトが数年前から始まっています。
教科の垣根がなく
一つのテーマやプロジェクトの中に
美術・体育・英語・数学・理科・歴史などというふうに
すべての教科がはいっている学びのスタイル。
日本のトップレベルの高校に先日お邪魔した際に先生たちにこのご質問をしましたが
まだ、日本ではまだ取り入れている学校は少ないようです。
プロジェクトベースだけを取り入れて、学校とは別の形で教育している機関など、少しずつ対応は始まっているように感じます。
どの教育機関のキャンパスも、広大なのが特徴です。写真では感じることができないリアルな感覚はやはり貴重です!
私が卒業したUQ(クイーンズランド州立大学)も、世界中から学生が集まる大変人気の学校で、
このキャンパスではWeddingの撮影が行われるほど!
去年とはまた違うカフェをご紹介し
私の学生ライフなどの秘話をみなさんにもお話しいたしました。
これからの時代は、留学しても、英語が話せても、いい高校や大学をでても
成功や幸せが保証されているわけではありません。
日本のことをよく知るため
外から日本のことを一度知った上で今の道を
違った視点をもち極めていくことが必須です。
そして、自分や子供の特徴を知り、社会に適応する形で長所と短所の使い方をマスターした上で、教育やキャリア、人生までをデザインしていく。
これが、アイデンティティーです。
成績が目的ではなく、教養と読解力と思考力とプレゼン力を育む中で、数字として成果が出るという順番が望ましいです。また、キャラクターに合わせて、社会で困らない教養としての学力を育みながら、キャラクターと強みを伸ばすことができる進路をデザインするために、大人はナビゲートしなくてはなりません。
日本の中学(一般的に)は、やはり内申のためにかなり時間と労力がとられます。さらに塾で過ごす時間が多いと、輝いていた子供たちの表情が曇り始める時期。それを主体的に取り組むことができる子供でしたら素晴らしい道ですが・・・子供のWell-beingが本当にヴィジョンにされているかを立ち止まって考えなくてはなりませんね。自分も、子供も、社会もみんなで幸せになり、みんなで幸せにしたいですよね!
子連れの旅はコスト面・体力的・時間的にも負担が大きいのが事実です。
留学も、真剣に道を拓こうと思うと、多様性の中にどっぷり浸かるということは
簡単なことではなく、困難や悔しい出来事もたくさんあるでしょう。
だからこそどのような道に進みたいのか
この時代にどれくらいのレベル感の英語力が必要で、どのような教育やキャリアパスがあるのか
固定概念をこのツアーで、すべて打ち砕いてみることに価値があります。
900Englishワードを進めてきてくれた子供たちは、英語がわかることがとっても嬉しそうでした。
そして、グローバル育児®基礎を忠実にご家庭で頑張ってきてくださった方々からの
「やってきたよかった!こういうことだったんですね!」
という、子供たちの成長と可能性を目の当たりした生のお声も、とっても嬉しいものでした。
このツアーに過去参加された親子が、また次へ進みだしています。なぜなら、一旦外から自分を見るという視点を手に入れたから!
ご参加された皆様、そして、以下コツコツとやるべきことを進めていらっしゃるラーナー様、読者の皆様、自分らしさと共感を大切にこれからも夢を叶えていきましょう⭐️
- 900Englishワードをコツコツ進めてきた方は、Junior向け International English School(Closed)へ。
- ベーシックテキスト&動画から、スタンダード通信コースを終えた方からフィードバッックが届きはじめ、その後のオリジナルな教育プランを個々にレポートしています。「そんなところに我が家のブレイクスルーポイントがあったとは」と先日もメッセージをいただき、嬉しいです。
- アイデンティティービジネスブランディング®コースは、特に20代〜40代の女性向けにまとめたコースでしたが、Juniorが終わる中学3年くらいから高校や大学・キャリアなどの進路を決めるお子様をおもちのご両親からも、「子供たちに役に立つならと受講を決めましたが、ボリュームに驚きました」と嬉しいお声をいただいています。価値観がでて、自分の特徴を知ることができた方等は大分すっきりと方向性が絞られ、やるべきこととヴィジョンがみえてきています。
- 基礎英語マスターコースは、1年間の大人向けコース!先日テキストを配信しましたが、「メソッドや知識だけでなく、愛がギュッと詰まったメッセージに胸が熱くなりました。ありがとうございます!」と、テキストにしてよかった〜と私もとっても嬉しく感じた声をいただきました。
自分のペースで、自分のタイミングで進んでいくことができる階段を一歩一歩のぼっていっていただけることが嬉しいです。
さあ、お子様向けのツアーだけでなく、大人向けの成熟したCLOSED VIPのツアーもおすすめです。
心から満たされ、120%エネルギー充電できるリトリートも、いつかOPENにできるかな。