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社会状況を考慮して、情報が、今後の決断や過ごし方に大きく影響しますので、今月は特別に、エピソードを1週間に1回のペースでアップしています。
34回目は、WHOと連携して働くDr Peta-Anneの生のインタビュー音声をお届けします。
感染対策コントロールが専門で、オーストラリアGCのGriffith Universityで看護の大学院生のカリキュラムを作り講義もする博士です。
WHOでは、Global Outbreak Alert and Response Network (GOARN)というネットワークで、アジアのヘルスケアのテクニカル面と、コミュニティーのメンタルケアをサポートしている方と、Teamsを通して生インタビューをしました。
まずは、医療従事者の皆様に感謝の気持ちを伝えたいと思います。私たち一人一人の役割として、医療崩壊にならないようにするために、最新の情報を共有しながら、引き続きStay homeを実践しましょう!
また、経済的や暮らしに影響がある方々、ぜひ、政府の給付金や助成金を再度確認してみてください。
そして、休校で教育が受けられてない家庭がたくさんあります。自宅にいて、みなさん、キャビンフィーバーになっていませんか?
Junior英語コースレッスンをさせていただいている子供達も、教育が受けられないので、サユリセンスで英語カリキュラムを組んで、学びを止めないように、どんどん進めています。
また、コンサルでは、社会貢献と経済を止めないためにも、オンラインでビジネスができるお手伝いをしたりしています。
他にも、英語カリキュラムなどのプレゼントを考えていますが、リクエストorサポートの立候補などは、こちらからメッセージいただけます。
海外の様子を見てご存知の方も多いと思いますが、多国籍の学校に通う長男も、休校になってすぐから、全ての教科、オンラインで受けています。
音楽・体育・デザイン・LA・サイエンス、数学、国語、社会、全ての教科を、毎日9時半〜15時半までオンラインで受けています。
様々なオンラインツールを組み合わせながら、特に混乱がなく、スムーズな移行だったのは、生徒も先生も、保護者も、休校前から100%ペーパレスの環境に慣れているからだと思います。
私自身は、ワークライフバランスのために、オンラインメインで仕事を10年以上やっていますが、やりたいことが日本のシステムでできないことが多かったので、かなり海外のシステムに助けられました。
教育現場が今試行錯誤していて、オンライン教育がうまくいかないことでご相談もたくさん届いています。海外のシステムに慣れていないので、早急に取り入れなくては〜ということで、日本の逆に日本のシステムだけを急いで取り入れて、また数年後に世界からガラパゴスにならなかという心配もしています。
日本のオンラインツールがシステムダウンしているので、海外のツールも実はたくさんあるので組み合わせていくITリテラシーが教育現場にも必要になってきているなと感じています。
海外の、オンラインビジネスの起業家のコミュニティーにも入っているのですが、学校のシステムを作るのも、ブランドのシステムを作るのも、一夜にしてできるものではありません。
学校のシステムづくりや、家庭のカリキュラムは、HPからご質問をお送りいただくこともできます。ご活用ください。2020年からの教育とキャリアについても20話の新しいストーリーを書き下ろしました。読んでみてくださいね。
これからの仕事のこと、子供達の教育のこと、番組のご感想などもたくさんメッセージも届いています!
「10年前にグローバル育児®︎に出会えて本当によかったと思っています。今、家族と大切な人とたちを守れています。アフターコロナの時代にこそ、Sayuriさんがこの10年間発信されてきたことが、生きる時代がきたのだということを実感しています」
といただきました。ありがとうございます!!
これから、生活が元に戻ることはなく、アフターコロナの時代として、指関数的に、AI/VR/オートメーションの普及が加速していきますので、
これからの時代こそ、Podcast番組の7つ目のエピソードでご紹介した「10の力」をマスターすることが、生き抜く力となります。
今回、いろんな分野で、おかしいなという社会構造が浮き彫りになってしまったのですから、このピンチをチャンスとして、改善するきっかけとしてこれから本当に、私たちも子供達も、新しい世界を作っていかなくてはなりません。
例えば、
⭐️教育の構造と指揮の取り方
⭐️感染対策の指揮の取り方
⭐️政府と専門家の連携の仕方
⭐️報道のあり方(NYのアンカーは自宅から)
⭐️英語のニュースが日本語になるまでに、1日~1週間。
⭐️日本語にならないニュースもあるので、情報格差が大きくなってきている
⭐️コミュニケーションのあり方
1)人との接触を7割減らすの?8割?曖昧な指示
2)パブリックコミュニケーション
いろんな分野で、膿が出始めているので、これをより良い方向に改善していくためには、ある程度、今までの常識を捨てる覚悟が必要かと思います。
<Interview>
Q1) Dr Peta-Annと、WHOの役割は?
A) Dr Peta-Annは、日本を含めたウェスタンパシフィックをサポートしているそうです。ヘルスケアだけなく、コミュニティーもサポートしています。
(毎日、最新の世界の状況がレポートでWHOから届くそうです。)
また、WHOは、日本を含めてメンバーの国をサポートしています。テクニカルサポート・クリニックのマネジメント・疫学・パブリックコミュニケーションと、幅広いサポートを大きなチームでサポートしています。
特に、感染対策のテクニカル面のガイダンスを出すときは、すべて科学的根拠に基づいたデータやアドバイスだけを情報として出しています。根拠のない予測だけのアドバイスはしません。
WHOのウェブサイトには、医療従事者だけでなく、家族の誰かが感染して、軽傷だった場合に、どのように自宅隔離するか、どのように看病するかという情報も掲載しています。
これは、医療現場を重症患者のために余裕を残すためで、医療崩壊しないように軽傷の人は、自宅で過ごすことが大切です。
Self-isolation(隔離する)というのは、感染したり、具合が悪い時に使う言葉で、quarantineというのは、例えば、海外から帰ってきた時などに、自分が感染している可能性があることを考慮して、14日間、人と合わないようにする時に使います。
<自宅での軽症者をケアするとき>
✅別の部屋を、感染した家族に用意すること
✅料理は、誰かに作ってもらう
✅子供(年配の方など)がいる場合は、接触を避ける
✅バスルームが一つしかない場合は、使う度にすべて消毒
✅とにかく手を綺麗に洗うことは一番大切
✅ウィルスを、自分の通ったところに残さないことが大切です。
Q2)マスクは効果がありますか?
マスクをするなら、具合が悪い人、お世話をする人は、普通のサージカルマスクで大丈夫です。(N95は医療従事者に残す) 布マスクの効果に関しては、その科学的根拠がまだありません。
マスクだけをすればいいという考えではなく、パッケージで考えることが大切です。頻繁に触れる、パソコン・エレベーターのボタン・電気スイッチ・スマホの表面・リモコン・ドアノブ・ATMなどの消毒が重要です。
また、もちろん、Physical Distanceも合わせて重要です。
Q3)子供や、年配の方、体の弱い方などが家族にいる場合は?
A) 感染しやすい、また、重症化しやすい方とは、もちろん フィジカルディスタンスは必要ですが、メンタルヘルスを大切にしなくてはいけません。
Facetimeを使って話たり、運動をしたり、アルコールで免疫力が下がったり、Depressionになりやすくなるのでアルコールを控えたりして、健康な食生活を送ることで、免疫力が上がり、お互いのメンタルヘルスも同時に大切にすることができます。
子供達には、今起こっていることをきちんと説明して、理解できるように会話をすることが重要です。
手の洗い方や、咳をする時にティッシュを使って、また、手を洗うことなどをきちんと教えて、それが、今できる子供達の役割で、社会貢献だということを伝えて会話しましょう。
どんな人も、情報を伝えてもらう権利があるし、一人一人が役割を果たしていると実感することが大切です。
Q4)ロックダウンは、それぞれの国のやり方があるけれど、日本の対策はどうですか?
A)文化や暮らし方の違いによって、それぞれの国で、それぞれのやり方があって構わない。大切なことは、情報がきちんと国民に届いていて、重症者をださない。医療崩壊にならないように、一人一人が、役割を果たせることが大切。
(オフレコトークは、番組でチェックしてくださいね!)
Q5)ワクチン開発は、進んでいますか?
A)1年以上〜2年かかると予測している。
しかも、開発後も、一度打てばいいのか、毎年必要なのかはわからない。
Q6) WHOが批判されているけれども・・・
A)何をやっても批判はくるし、何かやらなくても批判がある。一人一人の行動で、ストップすることが何よりも重要! と、誰かを非難しても、状況がよくなるわけではない。
Thank you so much Dr Peta-Anne!
我が家では、映画「コンテイジョン」を観たり、このトークの後も誰かが感染したらどうするかを話し合いました。
Q)このエピソードから、どんな新しい行動 or 準備をしますか?
Q)大切な人が軽症の場合はどうしますか?
今、何か不安なこと心配なことがありましたら、Dr Peta-Anneに質問できます。また、休校中の保護者・先生・教育機関のオンライン教育やカリキュラムについても、こちらからメッセージやリクエストいただけます。
Please please please take care of yourself and your loved ones!
Lots of love,
Sayuri