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皆さん、お元気ですか?
昨日は、秋とは思えないような温かい一日となりましたが
冬に向かって、感染の状況がとても心配になってきましたので
疲れをためず、しっかり睡眠、栄養をたっぷりとって
一緒に健康に乗り切っていきましょう。
今回48回目のPodcast番組では
「伝わるプレゼンテーション7%ルール
〜声の出し方」
というテーマでお届けしていきます。
先日、昨年に引き続いて、
横浜にある大学の、生命医科学研究の博士課程を学んでいらっしゃる
20〜50代の生徒のみなさんに
「グローバル社会でプレゼンをする方法」というテーマで
レクチャーを英語で2時間させていただきました。
研究内容を発表する準備をしているということで
様々なご質問をいただきました。
- 緊張するときの対策
- 答えられない質問がきた時の対応法
- グローバル基準のプレゼン構成法まで
多岐わたる内容をフォローアップしましたが
今日のエピソードでは、「伝わる・繋がるあり方」についてご紹介できたらいいなと思います。
プレゼンと一言でいっても
本当に様々なシーンがイメージできると思います。
このように、研究内容を発表したり
仕事の大切な交渉や企画提案、
皆さんは、これからプレゼンする機会があるとしたら
どのようなシーンをイメージできますか?
私は、オーストラリアの大学に通っていた時のことを思い出します。
プレゼンとディベートのクラスがあると
当時は、英語とプレゼンというこの両方に対する苦手意識から緊張してしまって、
自分の英語力の足りなさを痛感したものですが、
今度は帰国して、ラジオDJとして初めてオンエアをした時は、
早朝の帯番組でニュースなども取り扱っていましたので、
日本語力まで足りないことを痛感しました。
とってもショックでした(汗)!!
毎日オンエアでとても緊張をしていましたが、練習を積み重ねる度に、
少しずつ感覚を掴んでいったことをおもいだします。
今では、私の13歳、16歳の息子たちも、日々、プレゼンの準備をしています。
これくらいの年齢から、英語で声をだしたり
英語でプレゼンを作ったりする機会があると
自分で自分の考えをまとめて、人のために発表をすることが習慣になっていくんだな〜
と目の当たりにしていて、教育の大切さを、今痛感しているところです。
日本でも、少しずつプレゼンを取り入れる学校や企業研修も増えていていますが、
グローバル基準のプレゼンを、大人ももう一度学びなおしが必要だな〜と感じています。
博士課程を教えるイギリス人の友人博士、
ドクターとお話をしていて、日本人がプレゼンを学ぶ重要性を私にも訴えてくれていました。
そんな背景をふまえて、今回大学の講義で取り入れたのは、
- 1つ目が、「あり方」
(メソッドではなく、どんな姿勢で、どんな自分軸でプレゼンをするか) - 2つ目が、ダイバーシティーコミュニケーションの基礎
- 3つ目が、プレゼンの構成方法
というテーマでした。
プレゼンは、自分軸が試される場所で、
ステージに立ってマイクをもった瞬間に、自分のあり方や、考え方に注目が集まります。
<伝わるプレゼンの基礎>
自分軸と、相手軸の共通点を見つけて、つながりながら、
ギャップがある部分を、プレゼンで埋めていくことによって
「伝わるプレゼン」となります。
<プレゼンで重要な「あり方」とは?>
そのために、一番重要な「あり方」というテーマを、今日はピックアップします。
実は、伝わるプレゼントというのは、コンテンツ、
つまり、プレゼンの内容が一番重要ななのはもちろんなのですが、
それが伝わるために重要な要素が3つあります。
ヴィジュアル(視覚)
ボーカル(声)
バーバル(言語)
という3つのツールを通して、プレゼンの内容がオーディエンスに伝わるのですが、一番パワフルなツールは、
No1 ビジュアル!55%
No2 ボーカル!声!38%
そして No3! バーバル! 7%
つまり、言葉として伝わるのはonly 7%
7%のみというルールが、メラビアンの法則としてあります。
アルバートメラビアンによる「Silent message」という書籍で発表されている法則です。
もちろん、内容が重要でないということではなくて、どんなツールを通して、内容が伝わるかというところです。
ここからもわかるように、
youtubeやインスタグラムが年々人気になっているのは、
やっぱりヴィジュアルからだと、理解しやすいという部分があると思います。
そして、あり方がヴィジュアルとして、どんな風に大切かというと・・・
ヴィジュアルは、プレゼンで使う動画や写真などスライドのことだけではなく
自分自身の立ち居振る舞い、姿勢、目線、表情、ボディランゲージ、服装といったような
相手に見た目でどんな印象を与えるかという部分が大きいので
例えば、姿勢が猫背になりやすいという方は
両方の肩を、1mmでも後ろに引っ張って、胸を広げるといいと思います。
そして、声も38%ということでどれだけ、声のトーンや出し方が相手に影響を与えているかがわかります。
どんなにいい内容でも、自信がなかったり、緊張していたり、
暗いトーンの声でプレゼンをすると
伝わるはずのメッセージが
相手に伝わらないということになって、これは、伝える側だけでなくて、
貴重なメッセージを受け取りくいと、相手軸の損失にもなってしまいます。
特に、45回目のエピソードでもお話ししましたが、
オーディオラーナータイプ、聴覚で学ぶ方にとっては、
視覚情報と聴覚情報が揃った方が、理解しやすくなります。
そして、特にこのコロナ禍では
マイクやヘッドフォンを通して
音声で情報を交換する機会も圧倒的に増えているので、声の重要性が改めて見直されています!
プレゼンでベストパフォーマンスを出せるようになるための秘訣として
私がオススメしていることは
自分の声を録音して
聞いてみること。
始めは、スマホの録音機能で十分なので、ぜひ、プレゼンの内容を録音してみてください。
ラジオ業界用語で、「同録」という言葉があって、番組を録音するという意味なんですが、私もラジオを始めた初期の頃は、自分の番組の同録を、なんども聞いては、ショックを受けていました。
こんな声をしているの〜?
こんな表現を使ってしまったの?
と、リアルタイムでは気づかなかったことに気づけて、冷静に復習することができます。
先輩DJからのアドバイスが、厳しいなと感じたこともありましたが
同録を聞くと、アドバイスが正しかったことがよくわかって
気づくことから、スタートなんだな
気づいて自分を変えていくことで、いい結果が生まれるんだなという体験がありました。
自分の声に自信がないな〜
プレゼン苦手だな〜
という方は、ぜひ、3分くらいにまとめた自分のプレゼンの録音を、聞いてみてください。
コースでも、英語を録音したものを送ってもらうことがあるですが
どんどん自信が出てくる皆さんの声に感動して
泣かされてしまうこともあります。
それくらい、声のパワーってすごいな〜と実感しています。
そして、大切なプレゼン前には、プロに聞いてもらってフィードバックをもらうと
自分にとって一番いい声が出るようになって
ベストヴォイスが出ているときは、プレゼンの内容が伝わりやすくなります。
他にも伝わるプレゼンの秘訣やメソッドや
難しいことはたくさんのポイントがありますが
今回は、最後にいいプレゼンの8つのチェックポイントをご紹介しますね。
<プレゼンの8つのポイント>
①Are you Confident? (posture/facial expression/voice)
自信溢れる姿勢、表情、声ですか?
=自分軸(アイデンティティー・あり方)
②Simple message and picture?
シンプルなメッセージとスライドですか?
③Positive impression? Passion!!!
プレゼン内容に情熱はありますか?
④Open your heart and connect!
オープンマインドですか?
⑤Interactive?
オーディエンスと繋がるプレゼンですか?
=ダイバーシティーコミュニケーション
⑥Easy to understand?
理解しやすいプレゼンですか?
⑦Audience can learn something new?
オーディエンスは、新しいことを学べますか?
⑧Make a difference after the presentation?
オーディエンスに、どんな変化を起こせますか? =使命
私は、声を1ヶ月間失った経験もあって、声の大切さを痛感しています。
オンラインでも日々、交流が続いていますが、
大人も子供も、いい声を出してくださって、自然体なあり方で繋がる充実の時間を過ごせています。
ただ、風邪を引いたり体調を崩す方も最近いらっしゃいますので、
皆さんも、本当に気をつけてください。
今年は、100%頑張るのではなく、リラックス時間もたっぷりととることが、ベストパフォーマンスに繋がりそうですよね!
私も、アロマ・ハーブ・野菜といったような自然の力を借りながら、声を守りながら、日々の健康管理も今年は特に気をつけていますので、またSNSやニュースレターでもご紹介できたらと思います。
12月のゲストもお楽しみに💜
今回のエピソードから、どんなアクションを起こしますか?
Love
Sayuri