【English 意外な未来?!】これから必須の教育は?シンギュラリティーはいつくるの?Podcast Vol52: What kind of education is important for children? Will Singularity really happen

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Hello my English speaking friends!! I hope you are all safe wherever you are and hope you find today’s episode useful because this episode includes something very unexpected and insightful interviews in both English and Japanese. Hope you enjoy it from above link or Apple Podcast🎧

こんにちは。今年も残すところ、あとわずかとなりましたね。

クリスマスウィークのこの時期に、パーティーや旅行、街のイベントやイルミネーションもなかなか思いっきり楽しむことができない今年ですが、みなさんはどんな工夫をして、この季節を過ごしていますか? 

みなさん、それぞれの12月の過ごし方があると思います。 

長男の学校は多国籍で、ダイバーシティー!様々な国のルーツの生徒が通っています。
実はクリスマス、ハロウィーンなど、宗教が関係するイベント
を大々的に学校で開催することはそもそもありませんでした。

日本人の私たちも、本来クリスマスにはどのような意味があるのか、
そんなことを静かに考えてみるのも
今年はいいかもしれません。 

さあ、前回に引き続き、52回目もシリコンバレーを拠点にAIの分野に40年近くも携わっていらっしゃるスペシャルゲストAI スペシャリストTom Kehlerさん
そしてベンチャーキャピタルの分野で20年以上もご活躍の安達
俊久さんをお迎えして貴重なインタビューPart3 

🎧Vol52【意外な未来!?】
これから必須の教育とは?シンギュラリティーはいつくるの? 

というテーマで配信いたします。

実は、今回は意外なお答えをいただくことになり、私にとっても新しい発見がありました! 

今回のエピソードは、日本も未来にも関わる社会全体で考えていきたい大切なエピソード。

ラストまで聞いていただき、ぜひ、身近な人とシェアをして一緒に考えたり、
ぜひ、ご感想をメールやSNSなどから教えていただけると嬉しいです 

Q7 このグローバル社会において、これからの教育で、何が重要ですか?

What kind of education do you think is important for our children in this globalized world?
(English answer on podcast)

 

A7)これからの世界を変えていくためには、メディアの影響や危険性について、考えなくてはなりません。 クリティカルシンキングを子供達、若い世代に教えなくてはならないと、強く感じています。 

きちんとしたエヴィデンスがないまま、あるいはその情報についてクリティカルに考えることなく、誰かがFacebookやTwitterで何かを発言した内容を、安易に信じることは危険です。なぜなら、AIシステムが、あなたが見たいものしか届けないようになってきてしまっているからです。 

 とTomさんがお話してくださったので、私からも 

「そのことを心配していたんです
アルゴリズムが、自分の好みの情報だけを表示するようになってしまっていることを、どのように子供たちに教えていったらいいのでしょう」 

と意見をうかがってみました 

Tomさんは、やはり、collective intelligenceやクリティカルシンキングが欠かせないとおっしゃっています。 

サユリセンス でもクリティカルシンキングをとても大切にしていることを、Tomさんご存知なかったのですが、なんどもクリティカルシンキングという言葉を使いながら、説明してくださいました。 

何か情報を見つけたら、その反対の意見はないか探して、その記事を読みます。 

情報源はなんなのか、反対の意見はなんなのか、そして考え抜くのです。 

Q8 Tomさんにとって、成功とは?
お金ではなくインパクトとおっしゃっていましたね!

What does “Success” mean to you?

(English answer on podcast)

A8 ちょっと照れながら、「自分にとっての成功とは、新しいアイディアを、人々の生活にもたらすことです。」

というTomさん。

リソースがたくさんある大企業さえも思いつかなかったような新しいアイディアを、専門家が集まった小さなグループの僕たちのチームが提案することは、パズルのゲームで答えを見つけるようなとても楽しい過程で、アドベンチャーで、エキサイティングなんです。

スマートな若い人たちと一緒にそういった仕事をすることが楽しくて、僕にとっては、誰と仕事をするか、そして発見すること、そのような人生の経験が大切です。

 

Q9)日本のリスナーのみなさんに、これからの10年の準備としてどんなことをしたらいいか、アドバイスをいただけますか?
Could you give advices or messages to Japanese audience on how to prepare for the next 10 years?
(english on podcast)

A9)この質問も、教育の話、クリティカルシンキングに戻ることになります。

文化による考え方の違い、ダイバーシティーを理解することがとても大切です。 

他の人が、どのような違う考えを持って世界を見ているのか、リベラルアーツのように、世界には様々な視点が存在していることを知ることが重要だと思います。

そのためにも、第二言語を学ぶこともいいですよね。

他の言語を得することを通して、違った文化を学べるのですから。
人は、違う考えを持っているものだと気づくことで、世界が広がります

Q10) AIが人間の生活圏内に入ってくることで、人間の役割が少なくなってしまうのでは シンギュラリティー後はどのような世の中になりますか?
the more Ai invades human territory, the less roles humans play. How do we predict post singularity?
(Wow answer in english on podcast)

A10) それは、私たちが選択できる未来なのです。 

“That’s an ethical choice.”と言われていたことが、とても印象的でした

前回や前々回のエピソードでもお話しているように、コレクティブインテリジェンスとして、Human Empowered AIという、人間によって活用されるAIシステムを信じているので、AIだけが人間をおいて、活躍するという未来は作るべきではないと信じています。

そして、それは、私たち人間が選択できることであって、同時に、それを選択しなくてはならないのです。

AIが、人間の仕事を全て奪ってしまうような情報もありますが、それは信じてはいません。人間と共に働くAIシステムという未来を創造すべきなのです。

(Ethical choiceという言葉を使って)倫理的、道徳的な選択を、人間がしていかなくてはなりません。 

今、私たちが触れているオンラインメディアで起こっているAIシステムの現象も、シンプルなシステムなのです。

一番多くクリックした情報をAIが覚えて、その情報が表示されるようになっているわけですから、結局のところ、最終的には、自分がクリックした好きな情報ばかりに囲まれて過ごすことになるというシンプルなシステムなのです。

“シンギュラリティーという、2045年ごろ起こると言われている、人間よりも、人工知能の能力の方が超える状況が起こると、どうなるのでしょうか?”

という質問について、

「僕は、シンギュラリティーは起こらないと思う。」

という意外なお答えに、びっくりして声をあげてしまいました。

Tomさん曰く、現在でも、1歳半の子供が言語を習得するプロセスを真似ることもできていない。

「僕はクレイジーかもしれないけれど、シンギュラリティーが来る日を僕は、想像する事ができないんだ。」


サユリセンス にも応援メッセージをくださっている

前伊藤忠テクノロジーベンチャズ代表取締役社長

・現グローバルIoTテクノロジーベンチャーズ株式会社代表取締役社長

でいらっしゃる安達さん、いつも穏やかで見守ってくださっていますが、今回はお願いをして、貴重なリアルメッセージいただきました。

下記、抜粋していますが、ぜひ、重みのある生の声を聞いてくださいね!

Q1 安達さんの伊藤忠時代から現在までに、どのような貴重な体験されたのでしょうか?

  節目で出会った二人の世界的起業家のお名前を、番組でご紹介いただき、貴重なエピソードを伺うことができました。
  1. 1994年Net Scape創業者Jim Clark ブラウザーで世界を変える志(しかし出資をせず)
  2. 1995年当時のSun Microsystems JAVA開発チームの一員 Kim Polese(現在のTomさんのビジネスパートナー) とエリック・シュミット (元グーグルCEO)

 

Q2 TOMさんとの出会いとご関係は?

2016年 上記のKim PoleseとTomさんが創設したCrowdSmartの紹介があり、出会う。

Tom Kehler AIに没頭して40年、技術が全てを解決するとは思っていないところや、人類との共存共栄”Ethical Governance “というコンセプトに100%共感。70代で好奇心旺盛なところが素晴らしい。

 

Q3 今、安達さん個人が目指す世界は?

  • デジタル技術は人類、地域社会のウェルビーイング(幸福)のため
  • 本質は、省力化によって生まれる時間と能力を人にしかできないことに振り向けること
  • そのため、若い世代の起業家、特に日本人、を育成支援すること
  • グローバルに目を向けて発信力を高める努力を応援

Q4 日本の若い世代の方や、経営者・起業家(女性起業家も含めて)へのアドバイスや応援メッセージをぜひ!

  • 世界は広い、日本市場で満足しないこと
  • ビジネスだけの会話で終わるな、リベラルアーツ(文化的教養、日本の歴史的背景など)
  • 社会課題(気候変動・地球温暖化など)を積極的に発信しよう
  • 自身の言葉で意見を述べよう

貴重なエピソードを3本お届けしましたが、どんなことを考えましたか?

ダイバーシティーコミュニケーション5のステージで
地球により良い生活を創造しようと
奮闘している経験豊富なグローバルリーダーたちの声で
3つ目の力「俯瞰視点」を育むきっかけとなれると幸いです。

子供の教育を考えるお母さまも、女性起業家の皆さんも、大企業で規模の大きなマーケットに携わる男性の皆さんも、ぜひ、これからの経済のあり方を考えて、人のため・地球のためになるアクションを一緒に起こしていけると嬉しいです。

ぜひ、番組へのメッセージもお待ちしています!

現在、Juniorコース、コンサルなど、満席でキャンセル待ちが続いていてご迷惑をおかけしています。心を込めて、丁寧に対応をしています。このように温かいメッセージをいただき、繋がりが広がった1年に感謝の気持ちでいっぱいです。Thank you!

健康で、心穏やかで、素晴らしいクリスマスウィークをお過ごしくださいね🎄

Q)インタビューエピソードから、どのようなアクションを起こしますか?

Lot of love
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