【オーストラリア便りPart5】オーストラリアの名門大学Group of 8とは?~Podcast Vol 94: Group of 8 Universities in Australia

0
1337
@Melbourne University with my doctor friend. She is originally from Malaysia

Hello everyone! Autumn is right here in Japan! 皆さん、こんにちは!Sayuriです。

10月も終わりが近づいてきますと、そろそろ今年をどんな風に締めくくろうかななんていう気持ちも出てきますね!今年コンサルや英語のコースで対面で一緒に時間を過ごした方々や、書籍やコース、そしてこの番組などを間接的に楽しんでくださっている方々からも沢山メッセージをいただいています。

Melbourne University

🎤Junior英語コースを一年間親子で受講されたSさん
「今年一年で息子と一緒にやっていくヒントをつかめたかなと思います。
なかなか動き出せなかった自分自身にも気づくことができました。
あたたかい愛あるサポートのお陰です。
有難うございました!来年も頑張りますので、よろしくお願いします。」

🎤英語コースを受講中、🔗「ハッピーママハッピーライフAudible版」楽しんでくださっているKさん
「子どもがSAYURI先生のレッスンを始めたのをきっかけに、audibleを聴き始めました。
すでに本を持っていましたが、AudibleでSAYURIさんの生の声で内容を聴くと、ものすごく印象が違うのに驚きでした。気のおけない友人と話しているようで、とてもやる気が出るのです(≧∀≦) 本の内容から受け取るポジティブエネルギーが倍増して、さらに元気をいただくような気がしております!」


Thank you for your lovely messages!!!

今年英語コースを受講された皆さんとはなんと全員、来年も一緒に学んでいくことが決まりました!
また、新しいメンバーもお迎えするが決まっているので、とっても楽しみにしています!

最近よくいただくご質問で

Q)「生きた英語」をマスターすることと、「受験英語」は違いますか?

A) 答えは、YESです。

マスターの方法は全然違いますが、「生きた英語」を先にマスターすることで、海外の学校の進学はもちろんのこと、同時に日本の受験にも圧倒的に有利になります。英検などの英語の試験はもちろんのこと、中学・高校、そして大学の受験まで圧倒的に有利になるだけでなく、楽になります。


今回は、

🎧Podcast Vol94
【オーストラリア便りPart5】オーストラリアの8つの名門大学”Group of 8″とは?

というテーマでお届けいたします!


@Queensland University

Unescoの2020年のデータによりますと、世界には28,000校の大学が存在していて、約600万人が海外の大学に留学するというデータがあります。

それくらい多くの進学の選択肢がありますので、留学と一言で言っても自分にあった大学を決めるために情報を収集すること自体が難しいという声もよく聴きます。

そして、英語を学んでいる方々の中には留学したいという気持ちも芽生えてくると思いますが、日本も魅力的な大学が増えているので、一概に留学するから成功するというわけでもありません。お話をよく伺っていると、海外の大学より、日本の方が可能性が開花しそうな方もいらっしゃいます。

また、幼少時期から日本の教育といったりきたりする場合は複雑になりますので、年齢ごとに吸収できることや受験のタイミングなどを考えると、希望の時期が早すぎたり、遅すぎたりすることをお伝えする場合もあります。リスクをきちんと把握して、自分にベストの教育環境をコーディネートする力が必要になってきます。

キャラクターや家庭環境、学びたい分野、ご予算などをベースに大学を選ぶと、大体いくつかに絞られてきます。様々な国の選択肢がありますが、私の卒業校を含めたオーストラリアの大学への進学はとても人気になってきているので、今年訪れた大学も含めて今日は”Group of 8″の大学から、メルボルン大学とクィーンズランド大学をご紹介します!決して留学を全員にお勧めするものではなく、一つの情報として参考になることがあれば幸いです。

まずは、オーストラリアには43校の大学が存在していて、そのうち37校が国公立ですので教育水準がとても高いです。私立の大学は4校、海外の分校が2校です。どの大学も教育水準は素晴らしいです。

アメリカに”IVY League”があるように、オーストラリアでは”Group of 8”というネーミングがあります。大学同士が相互に協力し合い、オーストラリアの大学研究や大学教育の向上を行っていくことを目的の一つとした8つの大学です。

  • メルボルン大学(Times誌2023年:世界大学ランキング34位)
  • シドニー大学(54位)
  • オーストラリア国立大学(62位)
  • クィーンズランド州立大学(53位)
  • モナッシュ大学(44位)
  • ニューサウスウェールズ大学(71位)
  • アデレード大学(88位)
  • 西オーストラリア大学(131位)

の8つの大学です。

もちろん、他にも分野ごとに優れている大学はありますが、ノーベル賞受賞者が輩出されたりと、理系・文系問わず研究に力を入れている世界的に評価が高い”Group of 8″です。

My older son taken by my younger son

No1 キャンパスが一つの街のように広い
HUGE campus

例えば、私自身も学んだQueensland州立大学の敷地面積は1670ヘクタール。
東京ドームの358個分の広さです。キャンパス内に、カフェ・寮・銀行・病院・保育園・スポーツジム・メガネ屋さん・旅行会社など、生活ができるほど設備が整っています。

キャンパスも建物も美しく、Queensland州立大学のカフェはとっても美味しいので、オーストラリアスクールツアーでも皆さんにキャンパスを見てもらいましたし、オーストラリアに行くとキャンパスで友人とカフェしたりもします。

メルボルン大学にも、今年は卒業生で現在ドクターとして活躍している友人と訪れました。更に歴史が古く、情緒あふれるキャンパスの雰囲気です。

Queensland大学の卒業生が無料で使用できるワークシェアスペース

No2 政府・世界と繋がっている
Connected to the world

オーストラリアの前首相がメルボルン大学出身だったりと、政治・経済・芸術・スポーツと、卒業生は様々な分野で活躍しています。

先日は、Brisbaneに滞在した時に、Queensland大学の卒業生が無料で自由に使えるとても素敵なワークシェアスペースを使わせていただくこともできました。コーヒーなどのドリンクや、グルテンフリークッキーなども無料で提供されていました。

私は中国語と比較文化をダブル専攻していました。医療や科学の分野ではありませんでしたが、大学が情報のハブのような存在なのでいいネットワークや情報への繋がりが続いていることは人生の財産だと感じます。

2014年にオバマ前大統領がQueensland州立大学で講演を行なった際に、「科学と教育の分野において世界の中でも最高レベルの大学」と評価しています。

No3 入学のタイミング・卒業までの期間
Entry and graduation timing

前期が2月入学で、後期は7月入学です。準学士は2年、学士は3年〜4年、修士は1〜2年です。
入学よりも卒業が難しいと言われていますが、試験やエッセイなど、単位を取るために皆必死に勉強しています。大学は語学学校ではなく、キャリアの準備のために通う場所です。

No4 学費 School fee
(生活費以外)

地方の比較的リーズナブルな大学 → 一般的な大学 → 名門大学という順番で学費は上がっていきます。2022年の為替が円安という背景を考慮すると、年間およそ250~500万円くらいになります。
専攻によって在学期間が変わったり、学士や修士などによって年間の学費が変わったりします。
私自身が30年で1ドル60〜100円を体験していますが、為替変動によって学費にも大きな影響があります。

No5 入学までのルートがフレキシブル
Flexible path to entry

大学入試というものがありません。いつでも入学出願書を提出することができます。日本の高校の成績や、国際バカロレアの成績や、IELTS/TOEFLなどの英語力で審査されます。日本の高校卒業資格だけの場合は、「ファウンデーションコース」という英語力UPや大学で論文を書く方法を学ぶ「大学準備コース」に通う必要があります。

英語力が希望の進路に満たない場合にも通う語学学校はありますが、ただ、英語の試験で高得点を取得することができれば、この1年間もスキップすることができて、学費も時間も大幅に削減することができます。私もスキップし時間の削減にはなりましたが、入学後は大変でした。

英語力というのは、それくらい未来の選択肢や可能性を広げてくれるものだなということです。

大学の特徴やレベルを知って、そこから自分の夢や現在の英語力を照らし合わせていくと、大学までの道のりや、どのようなタイプの大学が向いているかがわかり、失敗のない大学選びができます。

知識や準備なしではリスクも大きくなりますが、準備の量と成功は比例すると思います。

ここからオーストラリアの働き方、メルボルンやBrisbaneのカルチャーや食べ物、そして教育特集も続いてきます。お楽しみに!

Q) オーストラリアの大学について、何か新しい発見はありましたか?何か知りたいことはありますか?

Love
Sayuri

My older son taken by my younger son