バリ島Day1の続いて、Day2!
往復3時間〜4時間くらいの移動の日。
このように、現地ではローカルの心強いサポーター&ドライバーたちが私たち親子を守ってくれます。
移動の車内でも、様々な現地の習慣や考え方、ライフスタイル、夢などを語ってくれます。
歌ったり、冗談をいったり、危険から守ってくれたり、現地のシークレット情報やとっておきの場を教えてくれたり。
上下の格差が大きく、日本では想像もできないようにライフスタイルがある中で、楽しみ方のポイントを教えてくれます。時間や労力をカットしながら、濃厚にバリを味わい尽くすことができるのも彼らのおかげです。
特に、母親が二人の息子を連れて旅をするときは、とってもエネルギーを要します。
お手洗いに連れていってくれたり、荷物をもってくれたり、移動中の安全を考えてくれることで100%委ねることができると、旅を満喫することができ本当にありがたいです。
また、コミュニケーション力があれば、質の高い情報を得ることができます。短時間で得られる情報量に助けられながら、痛感しています。
コミュニケーション力とは、言語力だけでなく心と心でつながる力。
相手を理解する力。
表現力。
聞く力。
そして、教養です。
教養がとても大切。
到着したライステラスでは、長距離を子供達と歩きました。点滴にも匹敵すると言われている栄養満点の冷たいココナッツジュースが体に染み渡ります。
3つオーダーした理由は、ココナッツの味の違いを感じて欲しかったからです。子供達もきちんと感じていました。
そして、次に向かったところは、友人も立ち上げに関わった学校”Green School”です。世界中から見学に訪れていました。
世界の学校を見学して回っていると
✔️何が人が育つ上で一番大切なのか
✔️学校ではどんな環境が必要で
✔️家庭ではどんな環境が必要で
✔️なんのために教育があるのか
本質を体で感じることができます。
私自身が留学した時代と違って、情報過多で多くの方が情報を厳選しきれずにいます。
子供達からの質問。
「ママはどうしてこんなに学校が好きなの?」
はは、不思議だよね。好きなのではないのだれど・・・
「それはね、教育が人をつくるから。
その人の一生を左右するから。
その人の一生が、次の世代や社会のシステムや
地球の環境、人の幸せに影響するから。
教育がとっても大切だからだよ。」
と答えました。
Green Schoolで有名な竹でできたブリッジの下には、川が流れています。天然のプールも見えます。
数十名のみんなで一斉にジャンプ!
“Wow! It is so strong!”
竹の強さを体感します。
私の福岡の両親もブルーベリーファームでよく竹を切って使っています。
その近くに住んでいた今はなき祖父母たちから受け継いだ土地も、竹でいっぱい。
日本の竹。
長男ルイは、何かいいアイディアを思いついたようです。
温めていた未来の構想がどんどん膨らんでいきます!
涼しい!
日本の学校の魅力的なところ、そして短所。
感情的にならずに冷静にその立ち位置がみえてきます。
圧倒的に、日本人に足りていないところを行く場所、行く場所、そして、現地の方々からかけていただく言葉で痛いほど気付かされます。ギスギスしていないかな。日本・・・
長男はこのような言葉が出ていました。
「ママ、やっぱり僕は学校に行かなくても
人っていろんなこと学べると思うな〜。
ここ、テストないんだね!
僕、嬉しい!」
はは、通いたいと言ったらどうしよう?と思いましたが、結局は通いたいという気持ちにはならなかったようです。
国際バカロレア、Green School、オルタネティブスクール、インターナショナルスクール、そして、広く「留学」と言われている海外の学校について、多くのご相談やご質問をいただきます。
ホームページや成功者のエピソードから、「楽しそう」「輝いて見える」という印象があるようですが、実際にバイリンガルになるということや、生まれ育った場所ではない国や言語で教育を受けるということは、それなりの苦労と準備、そして何よりもリスクが伴ってきます。
保護者が体験をしていないと、その表に出てこない厳しい本音を見聞きすることがなかなかないかもしれません。その部分を把握した上で、どれくらい綿密に準備ができるかが、留学の成功の鍵となります。それを、自分自身だけでなく、息子たち、また、バイリンガルの親子の苦労を二世代に渡って見てきて痛感します。
(2023年、アイデンティティーを傷つけず、英語教育と留学が成功するために、リスクを回避したロードマップの描き方を「英語教育プロフェッショナルコース」にまとめました。)
私、「そうだね、たくさん学校の外で学べるね〜
でも、学校に通わないと学べないこともあるね。」
上の写真は、水で流さないお手洗いです。
大と小(笑)、別々にトイレが分かれています。
循環の仕組みがこの学校内だけで体験できます。
自然の恵みをいただいて、ゴミなどを肥料にして、
それを使って野菜を育てて・・・
そして、エネルギーも、
太陽光で50%、また、オーストラリアのエンジニアが設計した
水力をエネルギーに変える場所を実際に目でみて、感じて、すべてが、子供達の体験となります。
この学校後、またいくつか訪れ、いよいよ、明日はローカルスクルへ訪問!
お土産の折り紙や、日本からもってきたお菓子などを準備しました。
さあ、子供達はどんな反応をするのでしょう?
コーディネーターしてくれたYさん、
「衝撃的かもしれないけど大丈夫?」
と心配してくださいます。
「全然、大丈夫です!」
続く・・・
<参考ブログ>
【旅育DAY11~12】バリ便り〜息子10歳・8歳〜(バリ現地との繋がり、ローカルホームでクッキング)
【旅育DAY9~10】バリ便り〜息子10歳・8歳〜(フライト見込みがたたない!スイス人男性との出会い)
【旅育DAY7~8】バリ便り〜息子10歳・8歳〜 (フライトがキャンセル?!途上国・先進国・投資を学ぶ)
【旅育DAY5~6】バリ便り〜息子10歳・8歳〜 (子供達だけで現地でお出かけ)
【旅育DAY4】バリ便り〜息子10歳・8歳〜 (バリ現地の学校とベビーシッター)
【旅育DAY3】バリ便り〜息子10歳・8歳〜 (世界が注目するGreen School)
【旅育DAY1~2】バリ便り〜息子10歳・8歳〜 (物価、国のこれから10年間の繁栄を予測)
2014オーストラリア親子留学(息子9歳・7歳)&OZスクールツアー記事リスト